せっかく買った野菜、気づけば冷蔵庫の奥でしなしな…。
「あ〜もったいない…」そんな経験、ありませんか?
今回は、今が旬の夏野菜や薬味、葉物野菜を長持ちさせる保存のコツを、わが家で実際にやっている方法でご紹介します。
夏野菜を美味しく保つ方法
夏の強い日差しの中で美味しさが増す旬の野菜たち。新鮮なうちに長持ちさせる保存のコツをご紹介します。
なす
1~2個ずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて保存。
冷やしすぎると低温障害を起こして、種が黒くなったり実がしぼみやすくなります。
●保存期間:1週間



「今日中には使わないかも」という場合は、軽く焼いて冷凍しておくのも◎
使うときは凍ったまま煮物や炒め物にすると時短&味しみ抜群です!
トマト
ヘタをとって、ヘタ部分を下にして保存。
トマトは1個ずつキッチンペーパーで包みポリ袋へ。
ミニトマトはキッチンペーパーを敷いた保存容器に入れて。
●保存期間:7~10日


わたしはどちらもニトリのフレッシュキーパーを愛用中!
きゅうり
湿らせて軽くしぼったキッチンペーパーで1本ずつ包み、立てて保存。
ヘタを上にすると、育った状態に近づき鮮度が保たれます。
ペットボトルを切ったものに立てると省スペース&便利!
●保存期限:10~14日


きゅうりは水分が多い野菜なので乾燥するとすぐにシナシナになる一方、水分がつきすぎるとカビや痛みの原因にも!キッチンペーパーが湿りすぎたら途中で交換すると◎
さらに冷蔵庫に入れる前に洗わない方が長持ちします(使うときに洗う)
ピーマン
2~3個ずつキッチンペーパーに包み、ポリ袋に入れて保存。
●保存期間:7~10日


冷蔵庫の奥でシワシワになったピーマン…経験ありませんか?
ポリ袋にキッチンペーパーと一緒に入れるだけで、鮮やかさもパリッと感も全然違います!
薬味の保存テクニック
料理に爽やかな香りやアクセントを加える薬味は、夏のさっぱりメニューに欠かせません。
鮮度を保つコツをお伝えします。
にんにく
薄皮はむかずに、キッチンペーパーで包んで保存バッグに。
キッチンペーパーが湿ってきたら交換するようにします。
●保存期間:2ヶ月


湿気や臭い移り防止のため、チャック付き袋又は、蓋付きケースがおすすめ!
冷蔵庫の野菜室、もしくはチルド室での保存が◎
しょうが
濡らしてかるく絞ったキッチンペーパーに包み、その上からラップで包んで保存。
●保存期間:2~3週間


冷凍保存なら1ヶ月ほど長持ち。
すりおろし、スライス、みじん切りにして冷凍しておくと便利◎
みょうが
湿らせてかるく絞ったキッチンペーパーを保存容器に敷いて、その上にみょうがを入れふたをして保存。
●保存期間:1週間


ペーパーが乾いてきたら入れ替えをするようにしましょう!
すだち
乾いたキッチンペーパーで1つずつ包み、乾燥しすぎないよう袋に入れて保存。
●保存期間:2~3週間


水分が付いたままだとカビやすいので、しっかり乾かしてから保存しましょう。
表面にハリがあるうちに使い切るのがベスト。乾燥すると果汁が減るので注意!
盛り付けを彩る野菜たち
盛り付けに彩りを加えたり、味のアクセントに使ったりと、料理の仕上げに欠かせない野菜たち。
鮮度を保つコツを押さえて、いつでもパッと使える状態にしておきましょう。
レタス
芯の部分に、つま楊枝を3本刺し、芯を下にしてビニール袋に入れて保存。
レタスの芯にある「生長点」を傷つけることで、成長(劣化)を止める効果があり、鮮度が長持ち!
●保存期間:2~3週間


外葉から剥がして使うようにしましょう!
大葉(青じそ)
コップや空き瓶の底に1cmほどの水を入れる、または濡らしたキッチンペーパーを敷き、そこに大葉を立てて保存。フタを軽くかぶせるか、ラップをふんわりかけて野菜室へ。
●保存期間:2~3週間


買った袋のまま冷蔵庫に入れると、乾燥してすぐシワシワになりがち…。
水に漬けて保存する場合は、2〜3日に一度の水替えが鮮度キープのポイント!
イタリアンパセリ
茎の先端を少し切り、コップや細い容器に少量の水を入れ、茎を漬けて立てる。
その上からラップをふんわり掛けて保存。
バラバラとまとまらない場合は、濡らしたキッチンペーパーを巻き付けると◎
●保存期間:7~10日


こまめに水を替えると1週間以上持つことも◎
保存に便利なグッズたち
野菜を長持ちさせるには、保存方法だけでなく適した保存グッズを使うこともポイントです。
- フレッシュキーパー 《ニトリ》
- 大葉ケース 《100均》
- 鮮度保持袋 《無印良品》
- 野菜いきいきスタンド 《100均等》
フレッシュキーパー 《ニトリ》
✅️底上げトレー付きで水気がこもらず、野菜がシャキッと長持ち!
サイズ展開が豊富で、用途に応じて使い分けが可能です。
大葉ケース 《100均》
✅️底がV字で少量の水でも保存が可能。省スペースで使いやすい。
鮮度保持袋 《無印良品》
✅️袋に練り込まれたホタテの貝殻の成分が細菌の繁殖をおさえ、鮮度を保ちます。
野菜いきいきスタンド 《100均等》
✅️ブロッコリーや葉物野菜を立てて保存でき、連結可能。
カップの高さも調整できて、野菜のサイズに応じた使い分けが可能です。
まとめ:ちょっとした手間で、食材も気持ちもシャキッと
野菜がすぐしおれてしまうのは、乾燥や冷えすぎ、置き方の工夫が足りないからかもしれません。
今回ご紹介した「夏野菜・薬味・葉物の保存方法」は、どれも簡単に取り入れられるものばかり。
野菜の保存テクニックをちょっと工夫するだけで、食材も気持ちもシャキッとしますよ!
ムダを減らして、気持ちよく台所に立つために。
あなたの暮らしにも、ちょっと役立ててもらえたらうれしいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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