
こんにちは、burch|バーチです🌿
暮らしを整える小さなヒントをお届けしています。
夫の趣味がきっかけで始めた釣り。
今では私も夢中になり、釣れた魚を自分たちで捌いて楽しんでいます。
そこで最近取り入れているのが、魚の旨味を引き出す便利アイテム「ピチットシート」。
釣った魚はもちろん、市販の魚もぐっと美味しくなるんです!
今回は、ピチットシートの魅力と使い方を、初心者にもわかりやすくご紹介します!
- ピチットシートとは?
釣り好きや料理好きに人気の理由と、旨味を引き出す仕組みをわかりやすく解説! - ピチットシートの使い方
釣った魚編:釣りたての魚を美味しく保存するコツ
スーパーで買った魚編:市販の刺身や切り身をグレードアップする方法 - ピチットシートの種類と選び方
「レギュラー」「マイルド」「脱水シート」など、目的に応じた使い分けを解説!
ピチットシートって?
「ピチットシート」とは
ピチットシートは、食品の余分な水分を吸収しつつ、旨味をぎゅっと閉じ込めてくれる「高機能な浸透圧脱水シート」です。
特に魚や肉の保存・下処理に最適で、プロの料理人や釣り愛好家にも愛用されています。
冷蔵庫で包んでおくだけで、
身を締めて食感アップ
味を凝縮して旨味が増す
といった効果が得られるため、「お店の味に近づく!」と家庭でも人気が高まっています。
釣った魚の鮮度を保ちたいときや、スーパーで買った刺身のクオリティを上げたいときにもおすすめです。


「ピチット」の仕組み
ピチットシートの秘密は、「浸透圧」を活かした特殊な構造にあります。
シートは2枚の薄い膜(半透膜)の間に、水あめ由来の糖類と昆布成分が挟まれており、この糖分が水分をぐんぐん引き寄せる“浸透圧パワー”を発揮。
食材に密着させると、臭みの原因となる余分な水分や雑味だけがシートに吸収され、旨味はしっかり食材の中にとどまります。
つまり、臭みを抑えて旨味を凝縮する、まさに一石二鳥のしくみなんです。
ピチットシートの使い方
【釣った魚編】
今回は、先日釣り上げた「マゴチ」を使って説明します!
①魚をさばく(下処理)
まずはウロコと内臓を取り除き、腹の中をしっかり洗います。表面の水分はキッチンペーパーで軽くふき取っておきましょう。三枚おろしにする場合もこの段階で済ませます。


② ピチットシートで包む
下処理した魚をピチットシートでぴったり包みます。皮側・身側の両面がしっかり密着するように包み、空気が入らないようにすると効果的に水分が抜けます。
※ピチットシートに裏表はないので、どちら側でもOK!




③ 冷蔵庫で寝かせる
包んだ魚は冷蔵庫で保存します。脱水時間は魚の大きさや用途に合わせて調整しましょう。
・軽く水分を抜きたい場合:30分〜1時間
・しっかり水分調整したい場合(焼き魚・一夜干し用など):半日〜一晩
※食材の状態によって時間は前後します。
④ 調理する
シートから取り出した魚を刺身用に切り分けます。
余分な水分が抜けたことで、ねっとりとした食感と凝縮された旨味が際立ち、釣りたてとはひと味違う“熟成の美味しさ”が楽しめます。



焼き魚にしてもパリッと香ばしく、煮ても味がしっかり染み込みやすくなりますよ!




【スーパーで買った魚編】
スーパーで買った刺身や切り身も、ピチットシートで美味しく変身させられます。
まずはパッケージから取り出し、キッチンペーパーで表面の水分を軽くふき取ります。
その後、魚をピチットシートで包み、冷蔵庫で30分〜1時間ほど寝かせるだけ。
余分な水分が抜けて臭みが減り、身が締まって旨味がアップ!
簡単なひと手間で、買った魚のクオリティを格段に引き上げられますよ。
ピチットシートの種類と選び方
ピチットシートにはいくつかの種類があり、用途や目的に合わせて選ぶことで、より効果的に食材を美味しく仕上げることができます。
ピチット レギュラー 【高吸収タイプ】
※【釣った魚編】で、使用したものはこちらです。
ピチット マイルド 【低吸収タイプ】
ピチット スーパー 【超高吸収タイプ】
まとめ
魚の鮮度をしっかりキープしながら、旨味をぐっと引き出せるピチットシート。
釣りで釣った魚はもちろん、スーパーで買った魚の味もワンランクアップさせたい方にぴったりの便利アイテムです。
この記事を参考にして、毎日の魚料理をもっと美味しく楽しんでみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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