
こんにちは、burch|バーチです🌿
暮らしを整える小さなヒントをお届けしています。
沖縄でおなじみの島らっきょう。
春から初夏にかけてが旬で、シャキッとした食感と少しピリッとした辛みがクセになる食材です。
「どうやって食べたらいいの?」と思う方も多いかもしれませんが、実は下処理さえすれば、あとは簡単な調理で感動の美味しさに!
私たち夫婦も、新婚旅行で訪れた沖縄で出会い、おいしさのあまり奪い合うように食べたほど。
おつまみにも副菜にもぴったりで、ビールとの相性も抜群。
まだまだ暑さが残るこの季節、食欲が落ちても思わず箸が進みますよ〜!
島らっきょうってどんな味?


島らっきょうは沖縄の伝統野菜で、普通のらっきょうより小ぶりで香りや辛味が強め。
食感はシャキシャキとした歯ごたえが特徴です。
そのままだとクセがあるけど、漬けたり、揚げたり、炒めたりすると一気に食べやすくなるんです。


島らっきょうの下処理方法
島らっきょうはまず「下処理」が肝心。これを丁寧にするだけで、食べやすさが全然変わります。
1,水につけて砂や泥を落とす
根元に土がついていることが多いので、まずは軽く水にさらします。
そのまま10分程置いて、柔らかくなるのを待ちます。


2,薄皮を剥く
水に漬けて柔らかくしてから薄皮を剥くときれいに剥きやすくなります。





爪でこするように剥くと、スルッとむけますよ!


3,水洗いし、ザルにあげる
流水でさっと洗い、ザルにあげてしっかりと水気をきります。






4,根本をカット
根っこの部分を少し切り落とし、葉先が気になる場合は軽くカットします。







これで準備完了!あとは料理するだけです
続いて、「定番おすすめレシピ」を紹介します!
島らっきょうのおすすめレシピ
島らっきょうの塩麹漬け


- 島らっきょう(下処理済み)…100g
- 塩麹…大さじ1〜1.5
- 鰹節…適量
お好みで、唐辛子(輪切り)を入れても◎
- 下処理した島らっきょうを保存袋に入れる
- 塩麹を加えてよく揉み込む
- 冷蔵庫で1〜2日寝かせる
- 食べる前に鰹節をパラリ


唐辛子をいれる場合は、ここで一緒に加えます。
らっきょうに辛みがほんのり移って、ピリッとした味わいになります◎


発酵食品の塩麹を使うことで、旨みが増し、まろやかな味わいになります。


島らっきょうの天ぷら


- 島らっきょう(下処理済み)…10本〜(65g程度)
【A】
- 薄力粉 …70g
- 卵 …1個
- 冷水 …約100ml
- 揚げ油 …適量
- 塩 …適量(添え用)
【A】の代わりに以下でもOK
天ぷら粉…1カップ
冷水…約1カップ(※パッケージに表記された分量に合わせる)
- ボウルに【A】の材料を入れ、混ぜ合わせる
- フライパンに揚げ油を底から2cm程の高さまで入れ、180℃に熱する
- 島らっきょうを1本ずつ①にくぐらせて衣を付け、フライパンに入れる
- 1〜2分揚げ焼きにしたら裏返し、さらにカリッとするまで揚げ焼きにする
- 油を切り器に盛りつけ、塩を添えて出来上がり


島らっきょうのチャンプルー(沖縄風炒め)


- 島らっきょう(下処理済み) … 100g(10〜15本ほど)
- 木綿豆腐 … 150g(1/2丁)
- 豚バラ肉 or スパム … 80g
- 卵 … 1個
- サラダ油 … 大さじ1
- 塩 … 少々
- こしょう … 少々
- 醤油 … 小さじ1(仕上げ用)
- かつお節 … 適量(仕上げ用、お好みで)
- フライパンに油を熱し、豚肉(またはスパム)を炒める
- 火が通ったら島らっきょうを加え、サッと炒める
- 豆腐を加えて崩しすぎないように炒め合わせる
- 塩・こしょうで味を整え、鍋肌から醤油を回しかける
- 溶き卵を流し入れ、全体を大きく混ぜ合わせる
- 仕上げに鰹節をふったら完成!
保存方法
土付きのまま保存
泥がついた状態なら、新聞紙やキッチンペーパーなどに包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室に保存します。
光が当たると緑色に変色し香りや食感が落ちるため、直射日光を避けることが重要です。
【保存期間】…約1ヶ月
下処理済みの保存
下処理をしたもので、すぐに使わない場合は、塩漬け(塩麹漬けもOK)にして冷蔵保存がおすすめです。
辛みがマイルドになります。
【保存期間】…約1ヶ月



塩漬けの作り方は、塩麹漬け同様に漬け込むだけ!
塩の量は、『島らっきょう重量の約3%程度』がベストです。
調理済み(天ぷらや炒め物など)の保存
調理した島らっきょうは冷凍保存が可能で、小分けにしてラップで包み冷凍用保存袋に入れて冷凍します。
【保存期間】…3〜4週間ほど
まとめ:シンプルに楽しむのが一番!
- 島らっきょうは下処理をきちんとすればクセがなくなる
- 定番は塩麹漬け・天ぷら・チャンプルー
- 栄養豊富で、旬の時期にはぜひ食卓に取り入れたい
- 保存の工夫で長く楽しめる
沖縄旅行で食べたあの味を、家でも簡単に再現できます。
夫婦ふたりの晩酌や、ちょっとしたおつまみにもぴったりですよ
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