【妊活×腸活】妊娠しやすい体づくりのために今日からできる腸活習慣

妊娠しやすい体をつくるために、葉酸や鉄分などの栄養を意識して摂っている方も多いと思います。
でも実は、「腸内環境を整えること」も妊活中にとても大切なポイントです。

腸内環境が整うことで栄養の吸収効率が上がり、ホルモンバランスや免疫機能が整いやすくなります。
今回は、妊娠しやすい体づくりのために妊活中にこそ取り入れたい「腸活」について、初心者の方にもわかりやすくお伝えします。

この記事で分かること
  • 妊活中に腸活が必要な理由
  • 腸内環境を整えると妊娠力がアップするしくみ
  • 妊活中こそ取り入れたい、今日からできる腸活習慣
目次

妊活中に『腸活』が必要な理由

なぜ腸活が妊活中に必要なのか?」
それは、腸内環境を整えることが、妊娠しやすい体をつくるための大切な土台になるからです。

腸内環境を整えることによって得られる 6つのメリット

✔栄養吸収効率の向上
✔ホルモンバランスの安定
✔免疫機能の正常化
✔自律神経の安定
✔便秘・ガス溜まりの改善
✔葉酸・ビタミン産生

栄養吸収効率の向上

葉酸、鉄、亜鉛、ビタミンDなど妊娠に必要な栄養素は腸で吸収されます。腸内環境が乱れると吸収効率が低下し、妊娠力が下がる可能性があります。

ホルモンバランスの安定

腸内フローラの乱れはホルモンバランスを崩し、排卵障害や子宮環境の悪化を招く原因になります。

免疫機能の正常化

腸は免疫機能の約7割を担っています。腸内環境が悪化すると免疫が過剰に反応し、精子や受精卵、胎児への攻撃(妊娠免疫寛容の低下)が起こり、着床・妊娠維持が妨げられる可能性があります。

自律神経の安定

腸の不調は自律神経の乱れを引き起こし、子宮や卵巣への血流低下やホルモン分泌の乱れにつながることがあります。

便秘・ガス溜まりの改善

腸のトラブルは体調全体に影響し、妊娠しやすい体づくりを妨げる原因となります。

葉酸・ビタミン産生

善玉菌は葉酸やビタミンB群を産生し、妊娠に必要な栄養素の供給源にもなっています。


つまり、腸内環境は…

「妊娠しやすい体づくり」の基盤

なのです!!


妊活に役立つ【8つ】の腸活習慣

妊活中にこそ意識して取り入れたい腸活習慣はこちら。
毎日の生活に少しずつ取り入れて、妊娠しやすい体づくりをサポートしていきましょう!

おすすめ!!8つの腸活習慣

①発酵食品を毎日取り入れる
②食物繊維・オリゴ糖を意識する
③新鮮な野菜・果物を摂る
④適度な運動・リラックス
⑤規則正しい生活・十分な水分補給
⑥加工食品・添加物を控える
⑦便の状態をチェックする
⑧サプリを上手に活用する

① 発酵食品を毎日取り入れる

納豆、ヨーグルト、味噌、ぬか漬け、キムチ、甘酒などの発酵食品には乳酸菌や酵母菌が豊富で、善玉菌を増やし腸内環境を整えます。

② 食物繊維・オリゴ糖を意識する

ごぼう、海藻、きのこ、こんにゃく、バナナ、玉ねぎ、きな粉などの食物繊維・オリゴ糖は善玉菌のエサとなり、腸内フローラを善玉菌優位に導きます。

③ 新鮮な野菜・果物を摂る

ビタミン・ミネラル補給だけでなく、腸の動きを助け便通改善にもつながります。旬の野菜や果物を取り入れるのがポイント。

④ 適度な運動・リラックス

ウォーキングやヨガは腸の動きを促進し、ストレス軽減・自律神経の安定にもつながります。

⑤ 規則正しい生活・十分な水分補給

夜更かし・朝食抜きは腸内環境悪化の元。
中でも、朝食をとることで腸の動きが活性化し、理想的な排便リズムを作りやすくなります。
また水分不足は便秘の原因にもなるため、常温の水や白湯をこまめに摂取する習慣をつけましょう。

⑥ 加工食品・添加物を控える

腸内環境を整えるためには、できるだけシンプルな食材・自炊を心がけることが重要です。

⑦ 便の状態をチェックする

便秘・下痢は腸内環境の乱れのサイン。排卵期前後は便秘になりやすいため腸活を強化するチャンスです。

⑧ サプリを上手に活用する

食事だけで補えない場合は、善玉菌サプリ(プロバイオティクス)・オリゴ糖サプリ・酵素サプリの活用も◎


腸内フローラ改善が妊娠率アップに!?

腸内環境は、妊娠しやすい体づくりのカギ

腸内フローラ(腸内細菌のバランス)は、妊娠しやすい体をつくるために欠かせない存在です。

なぜなら、腸内フローラは次の3つの大切な働きに深く関わり、妊娠力アップに直結しているからです。

  • 栄養の吸収効率
    妊娠に必要な葉酸・鉄分・ビタミン類などの栄養素をしっかり吸収できる体づくりを助ける。
  • ホルモンバランスの安定
    ホルモンバランスが整うことで排卵や子宮環境が安定し、妊娠しやすい体をつくる。
  • 免疫機能の調整
    腸は免疫機能の約7割を担っており、腸内環境が整うと「妊娠免疫寛容」が保たれ、着床や妊娠の維持を助ける。
burch

妊娠免疫寛容(にんしんめんえきかんよう)」とは…
赤ちゃんを守るために、お母さんの体が“赤ちゃんを攻撃しないように免疫反応を抑える仕組み”のこと。

ラクトバチルス(乳酸菌)の重要性

ラクトバチルスとは?

ラクトバチルス(Lactobacillus)とは、善玉菌の一種で、子宮内フローラや腸内環境を整える効果があります。子宮内フローラや腸内環境が整うと、妊娠や出産、免疫力向上などの効果が期待できます。

妊娠率との関係

ラクトバチルス菌が多いことで、

  • 妊娠率や妊娠継続率、生児獲得率が高くなる
  • 流産率が低下する可能性がある

と言われています。

📌 ラクトバチルス(乳酸菌)が90%以上の子宮内フローラを持つ女性の妊娠率は「70.6%」。
📌 90%未満の女性は「33.3%」にとどまるというデータもあります。
参照:varinos

buch

私はなんと、ラクトバチルス菌が0.0%という結果でした(泣)

ラクトバチルスを増やす方法

発酵食品を日常的に摂取する
(ヨーグルト、納豆、ぬか漬け、味噌、キムチ、甘酒など)

オリゴ糖・食物繊維を摂取して善玉菌のエサを増やす
(玉ねぎ、バナナ、ごぼう、海藻、きのこ類など)

冷たい飲み物を控え、腸を冷やさない

腸活サプリでラクトバチルスを直接補う

burch

効果的に増やしたい場合は、サプリが◎!

プロバイオティクス

腸内環境を整え、免疫調整や便通改善など多くの健康効果が期待できるサプリメントです。

ラクトフェリン

ラクトバチルス菌を定着・増殖する為の「エサのような役割」。鉄と結合し悪玉菌の増殖を阻害します。


まとめ|腸活で妊娠しやすい体へ

腸内環境を整えることは、栄養吸収効率の向上、ホルモンバランス安定、免疫機能正常化、冷え・便秘改善、着床率向上に直結します。

妊娠に向けた準備は、食事・運動・睡眠などの生活習慣だけでなく、「腸活」から始めることも大切なステップです。

今日からできることから少しずつ取り入れて、妊娠しやすい体づくりを進めていきましょう。

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この記事を書いた人

はじめまして、burch|バーチ と申します。
1987年生まれ、現在は6歳年上の夫とふたり暮らしです。

不妊治療を始めて、気づけばもう3年目。
治療に集中するため会社員を辞め、今は扶養内で在宅で働きながら、日々ブログを綴っています。

不妊治療をきっかけに、自分の暮らしや心と体と向き合うようになりました。

このブログでは、

・これまでの妊活・治療の記録
・食事やメンタルケア
・お金のこと
・暮らしの工夫

などを発信しています。

同じように悩んだり、がんばっている方の心に、少しでも寄り添えるような場所になれたらうれしいです。

どうぞよろしくお願いします。

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