妊活は心と体の両方に大きな影響を与える時間。
だからこそ、“頑張らない勇気”と“心を労わる習慣”がとても大切です。
この記事では、私が実際に心を守るために続けている7つのケア方法をご紹介します。
無理せず、自分らしくいられるヒントになりますように。
妊活中に心が不安定になる主な理由
どうしてこんなに気持ちが揺れるの?
- 結果が出ないことへの焦り: 毎月「今度こそ」と思っても結果が出ず、気持ちが追い詰められてしまう。
- SNSや検索による情報疲れ: 他人と比較したり、過剰に情報を追ってしまって心がぐったり。
- 周囲の何気ない言葉: 「子どもまだ?」「そろそろじゃない?」の一言に傷つくことも。
- ホルモンの影響による気分の波: 治療の影響で、感情の浮き沈みが激しくなることも。
- 孤独感・わかってもらえない気持ち: 話せる人が少なく、一人で抱えてしまいがち。

妊活中に心が揺れるのは、あなただけではありません。
まずは、「こんな気持ちになるのも自然なこと」だと受け止めてあげてくださいね。
妊活中の心を守る【7つ】のメンタルケア
1. ご褒美を“予約”する

治療や通院が終わったら「お気に入りのスイーツ」「ゆっくりお風呂」「気になっていた本を読む」など、小さなご褒美を“先に決めておく”のがポイント。
「この日を乗り越えたら、これを楽しもう」と思えるだけで、気持ちがぐっと軽くなります。頑張りすぎないための“線引き”としても効果的です。
2. “何もしない日”をスケジュールに入れる

何かしなければ、と焦る気持ちを手放すには、「だらける日」をあらかじめ予定に入れてしまうのがおすすめ。
何も考えず、ただごろごろする。布団の中で過ごす。そんな日が、実は一番のリセットになることも。
心と体のバランスを整えるための、立派なメンタルケアです。
3. 無理に人に会わなくてもいい
妊活の話題を避けづらかったり、他人の妊娠報告に心が揺れたり……。そんな時は、無理に人と会わなくても大丈夫。
「孤独」と「ひとり時間」は違います。心が穏やかでいられる距離感を、自分で選んでいいんです。
4. 話せる人をひとり持つ
話すことは、心のデトックス。信頼できる友人やパートナー、必要であればカウンセラーでも。
「全部は話せなくても、少し吐き出せる場所がある」それだけで、心の負担は大きく変わります。
話すことで、自分の気持ちに気づくこともあります。
5. SNSは“観察モード”で使う

SNSは便利だけど、時に毒にもなります。
妊娠報告や成功体験、比較してしまう投稿に、心が敏感になることも。
そんな時はアプリを一時的に削除したり、通知を切ったり。見る時も“観察モード”を意識して、自分の感情を守りましょう。
6. 「できること」に意識を向ける
不安や焦りが大きくなったときは、“今ここ”に目を向けてみて。
- ごはんを丁寧に作る
- 深呼吸をする
- 1日1つ「よかったこと」を書き出す
小さな「できた」の積み重ねが、自己肯定感を育ててくれます。
7. 夫婦の時間を“意識して”つくる

治療や結果に意識が向きがちな日々だからこそ、パートナーとの時間を意識的に持つことが大切です。
一緒にごはんを食べる、映画を観る、おしゃべりをする——妊活の話題をあえて手放す時間が、お互いの心のゆとりにつながります。
おまけ:あえて“逆”をすることで心が軽くなることも
ネガティブ日記を書いてみる
ポジティブ思考に疲れたら、ネガティブな感情を正直に書いてみるのも一つの方法。
「今日つらかったこと」「イライラしたこと」「泣きたい気持ち」——誰にも見せない前提で書くことで、感情が整理されて、スッと楽になることがあります。
書いたあとに破ったり、削除したりするのもおすすめです。
1日の終わりに“やめたこと”を振り返る
「やったこと」だけじゃなく、「やめたこと」を振り返るのも心を守るケア。
- 無理にLINEを返さなかった
- SNSを見なかった
- 予定を断った
そんな「やめる勇気」は、ちゃんと自分を大切にできた証です。
まとめ
心がすり減りそうなとき、“どうにかしなきゃ”ではなく、“どうやってゆるめようか”と考えてみてください。
- 妊活中の不安定な心は自然な反応
- 感情を抑えるより、ケアすることが大切
- “だらける”“検索をやめる”なども立派なセルフケア
- 自分を責めずに、少しずつやさしい習慣を

できることからで大丈夫。一歩ずつ、心に寄り添っていきましょう。
妊活中のあなたが、少しでも心軽やかに過ごせますように。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
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